ちょうど一年前の話ですが、地下鉄でスリに会いました
厳密には、スられたけど、物は取られていない
今回は当時の状況の一部始終をお話ししたいと思います。
また、後半にはスリなどの犯罪に遭わないように対策法もご紹介します
スリにあったのはパリの朝の地下鉄
その日は日本から友達が遊びにきてくれていて、みんなでディズニーランドパリへ出かけている最中でした
電車で向かうことになり、地下鉄を使用しました。
その時は、Operaオペラ(あの有名なオペラ座が近くにある駅)の地下で1番線の電車を待っている時でした
どうもいつもより人が多い
そして何人かの移民系の人に注意を向けられていることに気づいたのですが、その時は注意していれば大丈夫かなくらいの気持ちでいました
数分後に来た電車が満員電車だったのですが、それに乗ってしまいました。それが良くなかったのです
わたしたちが乗り込むと、さっきまで離れたところにいたはずの移民系の人たちが一斉に走って同じドアから乗り込んできて、
完全に周りを囲まれる形になってしまったのです
でもその時はまだ何も取られていないし、なんかいやだな〜と注意していたら
だんだん生温かい何かが、自分のポケットに入ってくるのがわかります
わかっていても満員電車だからなかなかポケットに手を入れて確認ができません(確認ができないと怖くて声が出せない)
いざポケットを確認してみると、案の定定期券がなくなっていました(そもそもポケットに大事なものを入れるなという話なのですが笑)
ただ、まだ電車は次の駅についておらず、勇気を振り絞って、
震える声で「Arretez(やめなさい)」と叫んだら、
なぜかその人たちは床に落として返してくれて(よくわからないが、なぜか)
その事件は終わりました。
今回スリの被害にあった(あいかけた)一番の原因は、友達がコンビニの袋を持っていたことだと思います
利便性の面から、しかたなく定期券をズボンのポケットに入れていますが、今回の県を除いて、一度も取られたことはありません
ただでさえ、盛り上がって話していたら日本人とわかってしまうかも知れないのに
コンビニの袋を持っていたらそれはもう完全に日本人です(コンビニの袋を持つという習慣はおそらく日本だけ)
悲しいことですが、日本人は窃盗被害の格好の餌食になってしまう、ということを忘れずに、皆さんも気をつけていただきたいと思います。
対策法
でもご紹介しましたが、ショートバッグを持って歩くことをお勧めします!
よく海外旅行には防犯対策で腹巻を!
なんていう広告を見ますが、残念ながらスリのプロたちは日本人が大事なものは腹巻にしまっているという情報を既に持ってしまっています。
なので腹巻に大事なものを入れていてもとられてしまうだけです!泣
裏を掻いてどうどうとポッケやバッグの中にしまっておけばいいんじゃないかというと、全くそんなことはなく、
これでも結局スリの被害に遭ってしまいます。
わたしがとっていた対策方法は、ショルダーバッグに大事なものをしまっていました。
そして携帯には紐をつけ、ズボンにその紐を結んでいました(めちゃくちゃダサくてかっこ悪いかもしれませんが、困らないよりはマシ。笑)
また、どうしても怖いという人は、公共の交通機関を利用せず、
現地ではUberが利用できますし、日本から予約できるタクシーがあるのでそちらを利用するのもいいかもしれません。
ただこちらは詐欺にご注意ください。
まとめ
パリの地下鉄は気をつけるべし
コンビニの袋は手で持って歩かない
満員電車は避ける
立派な大人になったつもりでも、こういうことがあるとパニックになります
1番線、B線はスリに十分気をつけてください!