このご時世、留学なんぞ考える余裕がない、というご時世かもしれませんが、困ったときに助け合う仲間がいるというのはとても大事なわけで。
わたしもフランス留学中にとてもひとりではやっていけないような時期がありましたが、なんとか持ち堪えられたのは周りに日本語を話せる知り合いがいたことだと思います。
フランスへの留学生はイギリスやアメリカなどとは違い、あまり留学生がいないイメージでしたが、大きな留学生のグループがあるのでご紹介したいと思います。
ここから先は、昔留学中にわたしがブログをやるために書きためていたものをまとめたものです。(留学中のブログはほぼ3日坊主でした笑)
さて、先日、フランス留学生会という団体のイベントに参加してきました。
非常に満足できたイベントだったので、シェアをしようと思います。
フランス留学学生会とは、今年が発足6年目の「フランスに住む日本人学生のコミュニティー」です。
私は留学する直前にこの団体の存在を知りました。アンスティチュ・フランセで宣伝をしていたからです。こういってはなんですが、アンスティチュで宣伝するくらいだから安心できる団体だろうという気持ちで参加しました。笑
フランスはかなり広い国なので、なかなか全体の人が集まるのは難しいとは思います。しかし、パリに留学生の数というのは日本人学生の割合の大半を占めていると思うので、パリ近郊、市内ではかなり強いコミュニティー団体なのかなと思います。
そして今回、第一回のイベントのお食事会に参加しましたが、なかなかフランスでこれだけの日本人が集まることもないので、純粋に感動しました。笑
面白かったのは、フランスでどこすんでるの?って話になって、すごく近いところに住んでいる人がいて、その人が、日本でも私と同じ沿線沿いの実家に住んでいる人がいたことです。いや、世界はせまいなと。しかもこの偶然が一人じゃない。笑
「情報共有」という点でも、コミュニティーへの参加は大事だと思います。
ネットがあれば何でも調べられる現代社会、なんでも一人で情報を集められるような気はしますが、ネットではなかなか感情の共有をすることは難しいと思うのです。
今感じている悩み・不安などはネットには書かれていないことの方が多い。なぜなら、その人自身が体験したことは、その人にしか持っていない情報だから。
そういった悩みや不安などの答えってネットにはなかなかないと思うんですよね。
留学など前例が少ない場合は特に。
そういう時こそ、こういうコミュニティーを利用して、自分を助けてあげるべきだと思うのです。
ひょんなことから旅行とかイベントとか、おいしい話が転がってくることもありますし。チャンスはできるだけ増やした方がいいですよね。
今後留学を考えている人、留学中だけどまだこのコミュニティーを知らなかった人、
是非、参考にしてみてください。
きりん